クレジットカード審査に落ちた後の再申し込みタイミング

クレジットカードの申請は、連続して何度も行うことはちょっと危険です。短期間に何回もの申込みがあると、審査に不利になってしまい、本来ならちゃんとした与信があっても、落とされてしまうことがあります。

これは、もちろん「1つのカード会社」への申込みだけではなく、Ａ社にもＢ社にもＣ社にもといった「同業他社への複数申込み」も含みます。

というのは、同時期にたくさんの申込みをしていると「このお客はヤバイんじゃ…？」と警戒される可能性があるからです。

最悪のケースを想定すると

・カードを発行しまくって、枠を使い切ってから自己破産するつもりじゃ！？
・いろんなところで審査で落とされている客に違いない。なにか問題があるのでは！？

とまあ極端な話ですがと、勘ぐられるかもしれません。世の中にはそういった人も実際いらっしゃるので…。

「半年ごとに２件、３件」を目安に

カード会社は審査の際に、その顧客が過去6ヶ月間に（他社含め）クレジットカードに申し込んだ件数をきちんと調べています。つまり、過去6ヶ月をさかのぼって何件も申込みしていると、審査が厳しくなるわけです。

なかなか審査に通らないからと言って、「こうなりゃ物量作戦だ！」と短期間ごとに申込みしちゃったりすると、もう最悪です。

カード会社の知人に聞いた話では、2・3件ぐらいに抑えた方がいいとのことです。欲しいカードが4種類以上ある場合は、3つに絞って申し込むことを検討すべきです。

どうしても欲しいカードがあるなら

審査に落ちてしまったら再チャレンジするのは、6ヶ月ほど間を空けてからにしましょう。ただし、同じ会社に6ヶ月後申込んだとしても、属性（年収とか持ち家とか）にほとんど変化がなければ、結果は同じかもしれません。

また、クレジットカード会社によっては一度審査に落ちると1年間は自動的に審査から弾く所もあると聞きます。どうしても欲しいカードなら、ワンランク下のカード発行を目指してアップグレードを狙うのが得策かもしれません。

あるいは、審査の通りやすい他社のカードを作成し、クレジットヒストリーを重ねるのも有効です。カードを毎月利用して、きちんと返済を行い、「私は信頼に足る人間ですよ」とアピールするのです。