JICC 株式会社日本信用情報機構
株式会社日本信用情報機構は、信用情報の収集、管理、提供、開示を行っている機関で、略称は「JICC(Japan Credit Information Reference Center Corp)」と呼ばれます。
消費者金融会社、信販会社、カード会社、金融機関、保証会社、リース会社など幅広い業種が加盟し、消費者との間の健全な信用取引を支えています。
日本信用情報機構が保有する情報
日本信用情報機構の主な登録情報と登録期間について紹介します。
以下の各情報には、本人であることを特定するための情報(氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、勤務先、勤務先電話番号など)が併せて登録されています。
個人の取引情報
取引形態、借入日、借入金額、入金日、残高、入金予定日、完済日といった情報が登録されています。これらの情報は、契約期間中と契約終了日から5年を超えない期間、登録されます。
事故情報(異動情報)
個人の取引から発生する情報で、具体的には延滞情報、債務整理、代位弁済に関する情報が登録されています。
延滞情報については延滞継続中、延滞解消情報は発生日から1年を超えない期間、債務整理、代位弁済についての情報は、発生日から5年を超えない期間、登録されます。
与信補足情報
与信補足情報に関しては、主に2つの情報が含まれています。
1つ目は会員である消費者金融会社や信販会社などが、特定の利用者に対して問い合わせた履歴です。そして2つ目は会員が他社へ債権を譲渡した情報も含まれます。
会員会社が照会した日付については、照会日から6か月を超えない期間、他者へ債権を譲渡した情報については譲渡日から1年を超えない期間、登録されます。
日本信用情報機構の情報に関しては、一般の個人にも公開されています。
東京と大阪にある店舗に行って手続きを行うことも出来ますし、最近では郵送や携帯電話での情報取得も可能になっています。